毎日流していたボーカロイドとお別れの日がやってきました。
ロゴスタディ・ベーシック第5回で、結界作法について学んだからです。結界作法はお祓いを奏上する前に行う、神と人の間に境をつくる作法です。
…としらっと書いていますが、結界作法は口伝でしか教えられないと思っていたのでかなり驚いています。
来月、白川学館のお作法講習会に申し込んでいるのですが、その前にロゴスタディの動画で学んでしまいました。
お作法で使用する火打ちです。
講習会のために準備していたのですが、さっそく使用することになりました。白川学館とロゴストロンコムで購入できます。
結構火花が散ります。部屋の中は燃えるものばかりなので少し怖いです。
早速、今日から自祓いと結界作法を行ってからお祓いさせていただきました。
ボーカロイドは結界を張る効果もあるので、これまでお祓いをするときはボーカロイドに合わせたり、自分で行うときもボーカロイド音声を流しながら行うことになっていましたが不要になってしまいました。
これからは暗記していて当たり前
「祓詞を覚えてください」というような説明は一切ありませんでしたが、実質的にこれからは暗記していなければなりません。
お祓いのときは両手で印を組むからです。これまで印の組み方は教えられていませんでした。
もう紙が持てません。
ロゴスタディ受講生はザ・ワープ終了後も学び続けている人ばかりなので、祝詞を覚えることに抵抗はないと思いますが、今後は覚えていて当たり前という扱いに変わるようです。
私は大祓をあと半分覚えなければなりません。
大祓は天津罪(あまつつみ)と国津罪(くにつつみ)を網羅し浮かび上がらせて、祓戸四柱神(はらいどよはしらのかみ)が連携して根の国底の国に吹き送ってしまうというストーリーがあり爽快な感じがします。
さよならボーカロイド
そんなわけで毎日ボーカロイドを再生する生活が突然終わりました。
お世話になりましたが、最後はあっさりとしています。
ボーカロイド祓詞は1,500円の本の付録にもなっていて、ボーカロイドを流すだけで祓いの効果があるということですが、だからといってお祓いをしなくていいということではないと解釈しています。
(Photo via WerbeFabrik via Visual hunt)