来年から始まるライフチェンジは命運を変えるという内容のセミナーですが、命運転換は正しい情報に基づいて行う必要があります。
そのために七沢研究所が持つ正しい情報も提供されるわけですが、12月9日(土)のライフチェンジ説明セミナーでも、その一端が明らかにされました。
受け取る人によってはトンデモ論と思われる内容かもしれませんが、重要なことですので、白川神道の観点から見た横綱の品格という本当の意味についてシェアさせていただきます。
神を迎えるための神事である相撲
相撲は本来格闘技ではなく、神を迎えるための神事です。
四股は立合いの準備運動などではなく、大地の鎮魂です。相撲は日本のコアから日本の周波数を整えてくれているのです。
横綱土俵入りの型には「雲龍型(うんりゅうがた)」と「不知火型(しらぬいがた)」がありますが、どちらも神を迎える神拝作法です。
横綱の綱は神社のしめ縄です。
しめ縄とは結界です。
結界とは、神と人の境をつくるものです。結界の内側が神です。結界の内側は神でなければおかしいです。
つまり、綱を付けた横綱は結界の内側の存在であり、人ではなく神なのです。
祓串の紙垂の意味は、大祓いの神(祓戸四柱神)の場合、
- 瀬織津比咩神(せおりつひめ)
- 速開都比売神(はやあきつひめ)
- 気吹土主神(いぶきどぬし)
- 速佐須良比咩神(はやさすらひめ)
になります。
※綱の紙垂が何の神なのかは説明がなかったのでわかりませんが、相撲の神である野見宿禰(のみのすくね)や、当麻蹴速(たいまのけはや)が含まれるのかもしれません。
モンゴル相撲
一方、モンゴル相撲は、自分に動物霊を入れて戦う競技です。
モンゴル相撲では、始まる前に両者ともに大きく手を広げ、威容を誇る鷹の舞を行いますが、鷹が入ると最も強くなるそうです。
つまり現在、モンゴル人力士が綱を付けているということは、結界の内側に動物霊がいる状態ということです。
本来、神がいるはずのところに動物霊がいる。
大相撲の問題の核心はここにあります。
横綱の品格
横綱には「横綱の品格」が必要。
貴乃花が何度も口にする「横綱の品格」とは、このようなことを指しています。
日本の相撲は、スポーツでも格闘技でもなく、神を迎えるための神事です。
格闘技的な強さだけあってもたとえ現役最強でも、それだけで横綱にふさわしい品格を持つとは限りません。横綱の品格とはこのようなことを言うのです。
相手を倒す技だけ見れば、相撲とモンゴル相撲は似た部分があるのかもしれません。
しかし、神を迎える神事である相撲と、自分に動物霊を入れて戦うモンゴル相撲は、全くの別物だと考えるのが自然ではないでしょうか。
これが、大相撲が抱える本当の問題なのです。