昨年10月から白川学館入門講義を学ばせていただいています。
和の成功法則ザ・ワープ出身の私にはなかなか難しいですが、ここ(白川)が中心です。
今回は第6回「神道の神観」について学びました。
神道の神観
第1回から第6回にいきなり飛んでいますが、白川学館入門講義は全部の動画が最初から公開されていて、どれから学んでもいいことになっています。
そのため私は比較的理解がしやすい「神道の神観」に進みました。
というか、「神道神学」や「祭祀学」があまりにも難解すぎるのです。私は基本的に何も知らない人なので、テキストが読めないくらいの状態なのです。
その点「神道の神観」であれば、ワープやロゴスタディ・ベーシックでの蓄積がある分、理解はしやすいです。
下記の10の観点から神道の神観を学ぶことになります。
- 宇宙自然の中に神を観る
- 先祖の中に神を観る
- 関係性の中に神を観る
- 二項対立の統合に神を観る
- 中今に神を観る
- 階層性の中に神を観る
- 神と神以外の違いから神を知る
- 現代科学の中に神を観る
- 言霊学に見る神様
- 自らの内に神を観る
「神と神以外の違いから神を知る」というのは「神」と「霊」の違いを知ることが最も重要です。多くの人は霊の働きを神と勘違いしていますが、本来の霊の働きは産霊(むすひ)の働きになります。
「二項対立の統合」の説明はロゴスタディのほうが詳しいので、複線的に学ぶことで理解が深まります。
今回の講義では感想として「あなたの神観を教えてください」と先生が仰っていたので、それを感想として提出しました。
下記は私が提出した感想の一部です。
私は、浄土真宗を(ネットの普及で分かったのですがカルトと呼ばれている)正しくない団体で学んでしまっていたため、
・仏教の目的は信心決定であるが、信心決定しないで死んだら後生は地獄である。
という固定観念に20年以上苦しんできました。
この正しくない団体の教義から学んだ私の神観は、
- 仏界
- 菩薩界
- 諸神
という認識に基づいたもので、神というのは、仏ではなく、真実の仏法を求めている菩薩でもなく、その下の仏法をお護りする存在というものでした。
また、浄土真宗の立場からすると、親鸞聖人が流刑に遭われた原因も一向専念無量寿仏の強調が当時の権力者にとって都合が悪かったからとされています。
そのため真宗門徒としては、いわゆる天皇を神とする神道は受け入れられないという立場を貫いておりました。
それが今、入門講義を学ばせていただき、ロゴスタディでは悟りの真理まで学ばせていただいております。
不思議としか言いようがありません。